いつも身近に乳酸菌

乳酸菌の定義

人間の腸内には様々な腸内細菌が生息しています。
その数およそ600兆個。
驚く程の数の細菌が人間の腸内にいるのです。
その中でも、昔から健康維持に役立つといわれている乳酸菌は、ブドウ糖やオリゴ糖などの糖類を発酵し、多くの乳酸を作り出す細菌です。
ではこの健康維持に必要な乳酸菌とはどのような菌なのでしょうか?乳酸菌の定義について詳しく調べてみました。

乳酸菌の7つの定義とは?

乳酸菌には乳酸菌の定義となる7つの条件があります。
その条件を詳しくみてみましょう。

■1.乳酸菌の細胞形態が桿菌又は球菌
乳酸菌の細胞形態には桿菌と球菌の二種類に分類されます。

・桿菌(かんきん)
棒状の細胞形態をしています。
ラクトバチルス・アシドフィルス・ビフィドバクテリウム・ビフィダム・アドレセンテス 上記の乳酸菌の種類を乳酸桿菌といいます。

・球菌
球菌は一つ一つの細胞が球体の形をしています。
エンテロコッカス・フェカリス 上記の乳酸菌の種類を乳酸球菌といいます。

■2.グラム染色体が陽性である
細菌にはグラム染色という方法により、細菌を染めて青から紫に染まるグラム陽性菌と、赤からピンクに染まるグラム陰性菌に分けられます。
これらは細菌の重さのgではなく、グラムさんという方が考案した方法です。
グラム陽性菌には細胞壁があり、グラム陰性菌には細胞壁がありません。

■3.カタラーゼ陰性
カタラーゼはヘムを含む酵素過酸化水素を、水と水素に分解する酵素です。
乳酸菌はこのカタラーゼをもちません。
乳酸菌は酸素を使わなくても嫌気的にエネルギーとして、酸素のない状態でも生きる事ができます。

■4.乳酸の生成量
消費したブドウ糖やオリゴ糖に対して乳酸を50%以上生成しています。
この50%以上という数字は、乳酸菌の定義として最も重要になります。
なぜなら、乳酸を含む細菌は沢山存在し、これらの細菌と乳酸菌との違いをはっきり区別するために重要なのです。

■5.内生胞子
芽砲ともいいます。
細胞の内側に作られる胞子の事で、乳酸菌にはこの内生胞子を形成しないという定義があります。
これは他の細菌の形態の特徴が乳酸菌と類似している細菌があるため、それらと区別するための定義になります。

■6.運動性
乳酸菌は運動性がありません。
先ほど述べた内生胞子を持つ乳酸菌と類似した細菌は運動性があるものがあります。

■7.安全性
乳酸菌には食品に対して一番重要な事は、安全な細菌であると言う事です。
昔からこの乳酸菌を利用して発酵食品を作り、それらを食べる事で病気にならない経験から、安全で体に良い菌であるという事が認められています。

乳酸菌は人々にとって古くから健康に役立つ腸内細菌

いかがでしたか?普段食品から摂っているこの乳酸菌に対し、いくつかの定義を設ける事で、他の腸内細菌と区別しています。
今は乳酸菌の入った発酵食品をあまり食べない傾向になりつつありますが、乳酸菌を毎日の食生活に摂りいれる事は、健康を維持するためにも大切な事なのです。
また、手軽に摂取しやすい乳酸菌のサプリメントについても参考にご覧ください。ください

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